2014年1月23日 星期四

老官山出土簡文挙例

《诸病症候》
肠瘅,食多善饥而少气,得之饥。

素問》氣厥論
大腸移熱於胃,善食而痩入,謂之食亦。

老官山出土簡文挙例

《脉死侯》
脉绝如□□,不过二日而死,烦心与腹伥□则死

《陰陽十一脈灸経》泰陰之脈
其所産病,□獨,心煩,死;心痛與腹張,死;不能食,不能卧,强欠,此三者則死;溏泄,死;水與閉則死;爲十病。

2014年1月21日 星期二

老官山出土簡文挙例

老官山の『経脈書』に:
手阳明脉,𣪠次指与大指之上,出辟上廉,入肘中,乘腝,出肩前廉,循颈穿颊,入口中。
其病□痛,口辟

馬王堆の『足臂十一脈灸経』に:
臂陽明脈:出中指間,循骨上廉,出臑上,凑枕,之口。
其病:病齒痛,。諸病此物者,皆灸臂陽明脈。
『陰陽十一脈灸経』に:
齒脈:起於次指與大指上,出臂上廉,入肘中,乘臑,穿頰,入齒中,挾鼻。
是動則病:齒痛,䪼腫,是齒脈主治。
其所産病:齒痛,䪼腫,目黄,口乾,臑痛,爲五病。
さあて名称は,手陽明で『足臂』の臂陽明がそっくりだけど,流注は……,
手陽明脈繫 次指與大指之上出臂上廉入肘中乘臑出肩前廉循頸穿頰入口中
臂陽明脈出 中指間    循骨上廉   出臑上凑   之口
  脈起於次指與大指 上出臂上廉入肘中乘臑      穿頰入齒中
『陰陽』の歯脈のほうがそっくり。
病症は,『足臂』の臂陽明のほうが近いのかな。

2014年1月14日 星期二

当病消渇

『素問』脈要精微論に「心脈搏堅而長,當病舌巻不能言;其耍而散者,当消環自已」とあるが,邵冠勇『中医古籍校読法例析』では,「環」は「旋」に通じ,速也,俄頃之間であるから,「心脈搏堅而長,當病舌巻,不能言;其耍而散者,当消,環自已」と句読すべきであるという。また,『素問』診要經終論に「中心者環死」とあるのは,「たちまち死す」であり,「甚者伝気,間者環也」とあるのは,新校正引く『太素』によって「環已」に改めるべきであり,「たちまち已ゆ」であると考証を補強している。
邵教授の考証は見事なようだが従い難い。新校正に引く『甲乙』も仁和寺本『太素』も,「消渇」に作る。これは無視すべきでない。五蔵および胃の脈が「揣堅而長」と「耎而散」である場合の病を列挙している。「当消」だけでは,いかにも他との釣り合いが悪い。ここはやはり,「当病消渇」であるべきだろう。『脈経』では現にそうなっている。
いっそのこと「当消渇,環自已」ではどうだろう。
「自已」の二字が衍文なんだという説もある。しかし,「耎而散」のほうには,どんな病になるかと,それからどうなるかを説くことが,心脈の他に,肺脈と腎脈とにある。「至今不復散発」と「至今不復」。「今」は「令」の誤りともいわれるが,『太素』を証拠に持ち出すのは拙い。仁和寺本を子細に見れば,やはり「今」である。自ずから已ゆ,今に至るも復せず散発す,今に至るも復せず,ではいけないんだろうか。今になっても回復しないのを「至今不復」,ときどき発作がおこるのを「散発」と書くのは,いささか心許ないのか。
でも,「たちまち自ずから已える」というのも,何だかぎこちないような気がする。

2014年1月1日 星期三