2018年10月21日 星期日

鬼神

甲乙經卷之六・四時賊風邪氣大論第五
  問曰 夫子之所言皆病人所自知也其無遇邪風又無怵惕之志卒然而病其故何也唯有鬼神之事乎
黄帝問曰今夫子之所言 病人所自知 其無遇邪風又無怵惕之志卒然而病其故何也
  對曰此亦有故邪留而未發也因而志有所惡及有所慕血氣内亂兩氣相薄其所從來者微視之不見聽之不聞 故似鬼神
歧伯對曰此亦有故邪留而未發也因而志有所惡及有所慕血氣内亂兩氣相薄其所從來者微視之不見聽之不聞也
は医統本,は明抄本。明抄本には「鬼神」はいない?!

2018年10月18日 星期四

内は五蔵に属し 外は肢節を絡う

『霊枢』衛気第五十二の「其氣內于五藏,而外絡肢節」を,「其の気内は五蔵に于(ゆ)きて,外は肢節を絡う」と訓んでいるのをみて,びっくりした。びっくりして『漢辞海』を引いてみたら,「于」の語義として最初に載っていたのは,「赴く,ゆ-く」でした。なるほどねえ,辞書はこまめに引くべきだ,と感心した。
でもね。『太素』経脈標本でも「其氣內入于五藏,而外絡支節」だけど,楊上善注には「六府穀氣,化爲血氣,內即入于五藏,資其血氣,外則行於分肉、經絡,支節也」でした。それにね,『霊枢』海論に,「夫十二經脈者,內屬于府藏,外絡于支節」とある。『太素』四海合も同じ。
つまり,「絡」の下に「于」字を脱しているに過ぎないかもしれない。


不合格!…?…!

医学部入試で女子が不利な扱いを受けていると騒いでいるけれど,何のこと?
誤解を恐れずに,というか,どのみち誤解は免れないと思うから言っちゃうけど,教育機関がどういう人材を育てたいと思うか,その為にはどういう者を受け入れるかは,基本的には自由じゃないの?
一律に女子を減点するなんぞという稚拙をやるからいけないのであって,要するに,欲する人材をより高く評価できるよう,入試問題(面接も含めて)を最大限に工夫すべきなんじゃないの?
そのようにしっかりとした問題をつくって,試験をしてみたら,女子の合格者のほうが多かったりして……。そのときあらためて,大学側に「おまえら馬鹿か?!」と言えばいいじゃない。

むかし,鍼灸師養成学校を受験したとき,一校からは合格通知をもらえなかったような気がする。どのみち第一希望じゃ無かったからどうでもいいようなものだけど(何という学校だったかも忘れた),ムッとはした。でもね,未だにまともな鍼灸師になれない(臨床家という意味ですよ)でいる現状をかえりみると,あの学校が一番正しい判断をしていたんじゃないかと思う。