逆調論篇第三十四
黃帝問曰:人身非常温也, 非常熱 也,爲之熱而煩滿者何也?
歧伯對曰:陰氣少而陽氣勝,故熱而煩滿也。
帝 曰:人身非衣寒也,中非有寒氣也, 寒從中生者何?
歧伯 曰:是人多痺氣也,陽氣少,陰氣多,故身寒如從水中出。
于鬯『香草續校書』:常本裳字。……此言裳,下文言衣,變文耳。
なるほど「非裳温」でなければ「非衣寒」と釣り合わない。しからば「中非有寒氣」と釣り合う為には「中非常熱氣」であるべきだろう。
つまり,「常」に二種の解が有って,衣裳の裳か,恒常の常かではない。前は「裳」で,後は「常」なんだろう。
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