2013年1月1日 星期二

ことしは よいこと あるように



4 則留言:

  1. 作るのは嫌いじゃないけれど,出すのは面倒で,だからここに貼り込んで,まあ,お仕舞い。

    むかし,何巡り前だかは忘れたけれど,猪八戒が見得を切った套版を彫って,でも満足な刷り上がりはたったの一枚で,だからめげて,怠っている。
    で,パソコン上で製作するのは,前の馬からで,だから今年の蛇で,ちょうど一巡りになる。中に亡羊もいれば,八犬士もいて,阮咸の酒盛りにお相伴する豚も,鼠の権頭も,牛に乗った老子も,はてはアリスの三月兎もいる。さて,今年の蛇はどこを匍うやら,来年の馬はどこを駆けているやら。

    まあ,今回は賀状ではないけれど,一巡りの間には,そうしたことは何度か有ったけれど……。

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  2. 南京の沈澍農教授から,
    您的圖是“如環無端”,雖然怎么看都是“龍”而不是“蛇”,但中國人有稱“蛇”為“小龍”的說法,所以“龍”圖也一樣吧。
    と返信をいただいたけれど,中国語で再返信する自信が無いので,ここにコメントしておきます。だれか現代中国語に堪能で,教授と雑談もしている,なんて人がいたら,呟いてあげてください。
    「ウロボロスの蛇」は,やっぱり蛇だと思う。世界を取り巻いて,自身の尾を銜えている。だから,永遠の象徴です。
    ウロボロスの蛇は,ドラゴンではない。手足の存在は,ドラゴンか蛇かの決め手にはならない。ドラゴンは火で,ウロボロスの蛇は,多分,水の側。
    もっとも,ドラゴンと竜をイコールと考えるのも変です。ドラゴンは火で,竜は,これははっきりと水のものです。
    では,そもそも竜か蛇かの決め手は何なんだろう。結構難しいけれど,単純に「竜頭蛇尾」なんて貶めるべきではないだろうし,おそらくは,手足の有無なんて,単純なことでもないだろう。
    もっとも,ウロボロスの蛇に手足が有るべきかどうかはハテナです。無い方が普通かも知れない。無い絵を使えば,沈教授に不審がられることも無かったんだろうけど,古図を利用させてもらったんだし,勝手に手足を取り除くのもなんだし,この図が一番カッコ良かったし。

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  3. 蛇に足が有るのか?
    南方熊楠の『十二支考』に,「すでに走り行く以上は,どこかに隠れた足があるのであろうと疑う人ずいぶん多く」とあり,「支那の『宣室志』に言う,桑の薪で炙れば蛇足を出す,と」と紹介している。

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  4. 本当は蛇よりも,竜とは何か?なんだと思う。
    現在からみれば,紛うかた無きキマイラ(混成獣)なんだけど,発想の原点からいえば,鰐じゃ無いか?それも揚子江鰐。だから,東方に配される。体色はもともとは褐色から灰色らしいけれど,体中に藻がはえて緑色っぽく見えるから,蒼竜ということになる。
    では,蛇はただの蛇かというと,四聖では北方の玄武が,亀と蛇の合体ということになっている。亀が首を長く伸ばしたのを見て,蛇も連想して,合体ということにする。そこで,交合をイメージする輩もいるらしい。
    四聖の中で合体はこれだけ。妙だ。玄武はやっぱり亀で,蛇はやっぱりただの蛇かも知れない。

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