足少陰の脈は,腎の脈なのか。
それはまあ,経脈篇には「腎足少陰之脈」と書いてある。でも,だから腎の脈だと素直に思うほど,私は素直な人ではない。
経脈篇の流注をみると,腎に属し,膀胱を絡い,肝を貫き,肺に入り,また出て心を絡うという。してみると,三陽一陰説の一陰で,だからほとんど全ての蔵に関わると言いたいくらいだ。ただ,馬王堆の陰陽十一脈経でも,少陰脈は,腎に繋するといっている。十一脈経で五蔵との関係をいうのは極く珍しい。やっぱり腎の脈でいいのかなあ。
病症のほうで,他の蔵と関わりそうなのは先ず心の問題で,それに該当する文字は陰陽十一脈経にもある。少なくとも心腎の脈くらいの認識は望ましいんじゃないか。
で,気になるのは「心惕惕,如人將捕之」。この「人の将にこれを捕らんとするがごとし」は,邪気蔵府病形篇では,胆の病でいっている。四時気篇でも,邪が胆に在るときにいう。やっぱり,胆を介して肝との関わりも,相当に深いんじゃないか。やっぱり,ほとんど全ての蔵に関わるという認識も,あたり!なんじゃないか。
2013年6月17日 星期一
印鑑登録
実印は朱文でなければいけないのか,それとも白文でもいいのか。
私の住んでいる自治体のインターネット印鑑登録情報には,そんなことは書いて無い。そこで,わざわざ電話で問い合わせたら,朱文とか白文とかの用語がまず通じない。
で,押し問答のすえ,「印影を鮮明に表しにくいもの」に該当する可能性が有るらしい。こちらも胸くそ悪いが,むこうも小うるさい嫌な市民と思っただろう。
さらに,他の自治体の情報を調べたら,「外枠がない」ものを「印影が不鮮明なもの」の例に挙げているところもある。
本来の伝統からいえば,白文のほうが当たり前。白文にさらなる外枠なんか無いのが当たり前。だけど,お役所の決まり事ならしょうがない,かも知れない。だけど,ちゃんと書いとけよ!と,悪態くらいはつかせてもらう。
それにしても,例えば「佐々木」さん,本来からいえば,正式文書に「々」なんて符号は使いたくないだろう。だけど,きっと戸籍謄本と違うから,「佐佐木」某は拒否されるんだろうねえ。ご同情申し上げる。
私の住んでいる自治体のインターネット印鑑登録情報には,そんなことは書いて無い。そこで,わざわざ電話で問い合わせたら,朱文とか白文とかの用語がまず通じない。
で,押し問答のすえ,「印影を鮮明に表しにくいもの」に該当する可能性が有るらしい。こちらも胸くそ悪いが,むこうも小うるさい嫌な市民と思っただろう。
さらに,他の自治体の情報を調べたら,「外枠がない」ものを「印影が不鮮明なもの」の例に挙げているところもある。
本来の伝統からいえば,白文のほうが当たり前。白文にさらなる外枠なんか無いのが当たり前。だけど,お役所の決まり事ならしょうがない,かも知れない。だけど,ちゃんと書いとけよ!と,悪態くらいはつかせてもらう。
それにしても,例えば「佐々木」さん,本来からいえば,正式文書に「々」なんて符号は使いたくないだろう。だけど,きっと戸籍謄本と違うから,「佐佐木」某は拒否されるんだろうねえ。ご同情申し上げる。
2013年6月14日 星期五
まだ読んでない愛読書
世界の魔術師がつどう町マジェイアに,ある日,犬をつれた一人の男が現れた。どうも彼は,“本物”らしい。
読んでないのだから,具体的なすじは知らない。でも,たぶん,本物の彼は,大舞台でスペクタクルな技を見せる大魔術師に憧れ,謙虚に学ぼうとして,やってきたんだろう。そこに種も仕掛けも有る,などということは思いもかけない。何故なら,彼は,枯れ木に花を一輪咲かせる程度の,ささやかなことなら,本当にできるのだから。で,そのうち,大魔術師のうちの何人かが,本物の彼が“本物”らしいことに気付く。そして,当然,嫉妬する。そして,……。
たぶん,こんな話じゃないかと思うから,それで充分だから,読まない。
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