2013年6月17日 星期一

印鑑登録

実印は朱文でなければいけないのか,それとも白文でもいいのか。
私の住んでいる自治体のインターネット印鑑登録情報には,そんなことは書いて無い。そこで,わざわざ電話で問い合わせたら,朱文とか白文とかの用語がまず通じない。
で,押し問答のすえ,「印影を鮮明に表しにくいもの」に該当する可能性が有るらしい。こちらも胸くそ悪いが,むこうも小うるさい嫌な市民と思っただろう。
さらに,他の自治体の情報を調べたら,「外枠がない」ものを「印影が不鮮明なもの」の例に挙げているところもある。
本来の伝統からいえば,白文のほうが当たり前。白文にさらなる外枠なんか無いのが当たり前。だけど,お役所の決まり事ならしょうがない,かも知れない。だけど,ちゃんと書いとけよ!と,悪態くらいはつかせてもらう。

それにしても,例えば「佐木」さん,本来からいえば,正式文書に「々」なんて符号は使いたくないだろう。だけど,きっと戸籍謄本と違うから,「佐木」某は拒否されるんだろうねえ。ご同情申し上げる。

2 則留言:

  1. そういえば,例えば歌人の佐佐木さん,もともとの戸籍名は佐々木だったはず。途中から正式に「佐佐木」と書くようになって,「佐々木」などと書いてきたものには返信しなかったらしい。
    似たような例として,龍之介さんは,竜之介と書かれるのを,酷く嫌っていたそうな。「龍」と「竜」なんて,どちらが本来の文字なのか,わかったもんじゃないけれどね。どちらが重々しいかとなれば,それはまあ,ね。

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  2. 鳥虫篆は駄目だそうです。読めないから。じゃあ、篆体なら読めるのかねえ。
    まあ、おとなしめの鳥虫篆なら大丈夫なんじゃないですか。
    それが鳥虫篆だということ自体がわからないだろう、と期待します。

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