2018年2月3日 星期六

 『医古文基礎』≒異古文の奇想

 復旦大学出版社の重修版(多分,人民衛生出版社の原著も同じ)のp.281に:
  (一)代词
  3.作指示代词。多数是近指,可译为“这”、“这样”、“这种”。
  若痎疟病,未有不由饮食、劳役、瘴疠之气为之。(危亦林《世医得效方·集病说》)――像痎疟这种病,没有不是由于饮食不节或劳累过度或遭受瘴疠的疫气所造成的。(下点の文字は色を朱にして表現した。)

 これはそもそも原著者のウッカリミスではないか。
 この部分の翻訳,わたしが担当したことになっている。あんなふうに下訳したのかねえ,どこからか手直しがはいったのかねえ。未熟だったのか,それとも従順だったのか。本来,『医古文の基礎』は以下のようにすべきだったとおもう。
 若痎瘧病,未有不由飲食、労役、瘴癘気為
 (痎瘧病の若きは、未だ飲食・労役・瘴癘気に由らずしてを為すこと有らず。――危亦林《世医得效方·集病説》)(現代語訳は省略)

 青くした文字については,次のページに:
  (二)助词
  1.用在定语和中心词之间,表示领属性的或修饰、限制的关系。这是最常见的用法。相当于现在汉语的“的”。

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