2012年5月14日 星期一

少陽終者

『素問』診要経終論の篇末付近に十二経脈の終わりかたについての記事が有って、少陽については、郭靄春主編の『黄帝内経素問校注』も、「耳聾,百節皆縦,目睘絶系,絶系一日半死,其死也色先青白,乃死矣。」と句読し、その上で「先」字は衍ではないかと疑っている。まあ、それくらいが標準的な解釈だろう。
ところが、読書会の仲間のひとりが、「其死也色先青,白乃死矣」と言い出した。考えてみれば確かに、「色が先ず青白くなる」の前後を、「其死也」と「乃死矣」で挟んだのでは、いかになんでもくどい。
そこで調べてみると、竜伯堅の『黄帝内経集解・素問』(2004年天津科学技術出版社 原稿は1957年に完成?)は「其死也,色先青,白乃死矣。」として、「死的時候,面部先呈青色,由青転白就死了。」(死ぬときには、顔色は先ず青くなるが、それが青から白に転じたらもうすぐ死ぬ)と現代語訳している。他にも、周鳳梧と張燦玾の『黄帝内経素問語釈』(1985年山東科学技術出版社)も、ほぼ同意見です。
いやなに、こんな程度の問題にも、最近の名高い教授の間で意見の齟齬が有る。そこへ吾等の仲間も割って入る。いや、おもしろい。

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