2015年7月17日 星期五

東洋文庫861『西湖夢尋』p198 蘇軾「六一泉銘」

……八極をも指図して斥けているからには,どこに至らないことがあろうか。……

原文は「公麾斥八極,何所不至」。
案ずるに,「麾斥」は,縦横奔放の貌。蘇軾の詩に,「麾斥八極隘九州,化為両鳥鳴相酬」(八極に麾斥にして九州を隘しとし,化して両鳥と為りて鳴いて相い酬ゆ)とある。
八極を縦横奔放に引っかき回すからには,どこに至らないことがあろうか,だと思うがね。

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