2016年10月15日 星期六

辟積於下

『素問』生気通天論に,
陽氣者煩勞則張精絶 辟積於使人煎厥 とあり,また
陽氣者大怒則形氣絶而血菀於上使人薄厥 とある。
夏は下と同音である。両条の対比からみれば,辟積於である可能性は有りそうに思うが,誰も言わない,らしい。何故か?おそらくは,校勘をする人たちの家法として,証拠の無いことには口をつぐんでいるべきだからだろう。誰も気づいてないとは思わない。『素問』の経文だから遠慮しているとも思わない。

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