2015年8月12日 星期三

禁之則逆其志

『太素』巻二・順養に:
黃帝曰:胃欲寒飲,腸欲熱飲,兩者相逆,便之奈何?且夫王公大人,血食之君,驕恣從欲輕人,而無能禁之,禁之則逆其志,順之則加其病,便之奈何?治之何先?
歧伯曰:人之情,莫不惡死而樂生,告之以其馭,語之以其道,示之以其所便,開之以其所苦,雖有無道之人,惡有不聽令者乎?
「示」の下の「之」は前後文例に拠って補った。
『霊枢』師伝は「馭」を「敗」に作る。では「敗」と「馭」では,いずれが是か。
「馭」は「御」に通じ,節制の意が有る。「道」は「道理」。つまり,これに告げるにその制を以てし,これに語るにその理を以てする。(これに告げるにその欲に順わずに節制すべきを以てし,これに語るにその志に逆らっても道理によるべきを以てする。)「馭」を取る。
また新校正は,「馭」は下の「苦」、「乎」とみな古韻魚韻に在るといい,したがって「馭」の方がいいだろうとする。

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